音楽が生活にもたらすメリットと聴きすぎることによるデメリット

音楽

音楽を日常的に聴いている人も多いかと思います。

通勤、通学の際や自宅でのんびりしている時間、そして睡眠前にリラックスするために聴いているという人もいることでしょう。

しかし、なんとなく好きだから聴いているだけで、「どんな効果が期待できるのか」というところまで考えたことがある人はそれほど多くないはずです。

そして、メリットだけでなく、「聴きすぎることによるデメリット」があることも知っておいた方が良いといえるでしょう。

この記事では、「音楽が生活にもたらすメリットと聴きすぎることによるデメリット」について解説していきたいと思います。

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目次

音楽が生活にもたらすメリット

それではまず、音楽を聴くことで得られるメリットをいくつか挙げていきましょう。

メリット①ストレスが減り幸福感が高まる

音楽を聴くと、セロトニンの分泌が促されます。

これにより、交感神経の高ぶりを抑えてリラックスした状態に近づけます。

つまり、自律神経が整いストレスが軽減されるのです。

特にゆったりとしたテンポの曲を聴くことで、心拍数が下がり、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が抑えられるため、ストレス軽減度が大きくなるとされています。

また、音楽を聴くことで幸福感をより感じられるようになります。

人間は嬉しさや楽しさを感じる時、ドーパミンが分泌されていますが、音楽を聴くことで同じような幸福感を味わうことができるのです。

メリット②モチベーションUP

気分を上げたい時に音楽を聴くという人も多いのではないでしょうか?

人間は音楽を聴くとドーパミンが分泌され、物事に対する意欲が高まる傾向があります。

例えばスポーツをする前や勉強をする前、そして仕事をする前などに音楽を聴くことで、「よし、やるぞ!」といった様にモチベーションを上げることができるのです。

特にアップテンポの曲は、ドーパミンがより分泌されるためモチベーションUPに効果的です。

他にも、自分が大好きだと感じる曲を聴くことでも同様の効果を得ることができます。

メリット③集中力UP

音楽は集中力を高める効果も期待できます。

「音楽を聴いたら音楽が気になって集中できないのでは?」と考える人もいますが、聴く音楽によっては逆に集中力が高まるのです。

特にα波が含まれた音楽は、集中力がUPするといわれています。

周囲の雑音が気になる際には、音楽が雑音から防ぐ役割を担ってくれます。

メリット④記憶力UP

音楽を聴くことで、脳にある「海馬」が刺激されます。

海馬は記憶をつかさどる器官で、音楽を聴くことで記憶力をUPさせることができるのです。

思い出の曲を聴くとその当時のことが鮮明に思い出されるのは、まさに海馬を刺激しているということの証明であるといえるでしょう。

音楽を聴きすぎることによるデメリット

それでは次に、音楽を聴きすぎるデメリットを挙げてみましょう。

デメリット①難聴になるリスクが高まる

これはヘッドホンやイヤホンを付けて音楽を聴く人に起こるデメリットですが、長時間(長期間)音楽を聴き続けることで難聴気味になってしまうリスクがあります。

特に大音量で聴く癖がある人は、そうしたリスクが高いといえます。

デメリット②周囲の状況が把握できない

近年問題視されているのが、ヘッドホンやイヤホンを付けたまま外を歩く若者です。

小さな音量で聴いていたり、片耳で聴いていたりすれば周囲の状況がまだ把握できますが、両耳に付けて一定以上の音量で聴いてしまうため、周囲の状況がまったく把握できないのです。

そのため、事故に繋がるケースも増えています。

家庭内においても、親や兄弟が話しかけても気が付かず、家族のコミュニケーション不足に繋がってしまいます。

近年では家族のコミュニケーションの時間が減ってきている傾向にありますが、音楽を聴くことでその問題がより深刻になる可能性もあるわけです。

音楽は薬にもなり毒にもなることを理解しよう

前述したように、音楽は大きなメリットを得られる反面、気を付けなければ毒にもなり得ます。

音楽は我々の生活に当たり前のように寄り添っている存在であるがゆえに、深く考えずにただ聴いているという人も多いかと思いますが、しっかりとそのメリットとデメリットを理解しておかなければデメリットが強く影響してしまうのです。

自分がどのように音楽に寄り添っているのかを考えることができれば、メリットだけを得られるようにしていけることでしょう。

まとめ

今回は、「音楽が生活にもたらすメリットと聴きすぎることによるデメリット」について解説してきました。

音楽を聴くことはメリットだけではなくデメリットも存在します。

ぜひメリットだけを得られるように、自分の音楽との関わり方を深く考えてみてはいかがでしょうか?

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