近年様々な新商品が発売されていますが、「イヤホン」に関しても同じようにこれまでにない画期的な商品がは積ん売されるようになりました。
これまではワイヤレスイヤホンが主流でしたが、現在は「オープンイヤー型イヤホン」や「オーディオグラス」が人気を集めています。
その存在自体は認識していて、気になっている人も多いのではないでしょうか?
この記事では、そんな「オープンイヤー型イヤホンやオーディオグラスで音楽を聴くという選択肢」について解説していきたいと思います。
ワイヤレスイヤホンは高音質な音楽やBGMが聴けるもののデメリットも多かった
ワイヤレスイヤホンはそれまでの有線イヤホンと違いコードがないため、煩わしい思いをせずに音楽やBGMを聴くことができます。
近年ではノイズキャンセリング機能が強化されたり、音質自体も良くなったりなど、日常生活の中で手放せないアイテムの1つとなっています。
プライベートだけでなく、オンラインで仕事をする際にも利用する人は多いはずです。
しかし、ワイヤレスイヤホンは以下のようなデメリットがあるのも確かです。
外耳炎にかかるリスク
ここ数年、外耳炎を患う人が増えています。
その大きな原因となっているのが、「イヤホン」です。
初期症状は「かゆみ」や「軽い痛み」ですが、症状が進行していくと、「強い痛み」や「外耳が赤く腫れる」「音が聞こえにくくなる」「細菌の繁殖」などの症状が起こります。
外耳炎は、物理的な刺激が原因となることが多い病気です。
耳かきのしすぎなども原因となりますが、「フィットしすぎるイヤホンの刺激」が原因となる可能性もあるわけです。
なるべく良い音を楽しみたいと、イヤホンを耳の奥まで押し込んだ経験がある人もいるのではないでしょうか?
そうした刺激によって、外耳炎が発症してしまうのです。
周囲の音が聞こえず事故や人間関係の悪化のリスク
耳の穴をふさぐイヤホンは、「周囲の音を遮断してしまう」といったデメリットもあります。
周囲の音を遮断して作業や勉強に集中するには良いのですが、生活している中で周囲の音はとても重要です。
音が聞こえないことによって事故にあったり、人間関係のトラブルに発展したりもするでしょう。
在宅であっても、インターホンに気が付くことができませんし、家族にトラブルが起きて大声で叫んでいるのに気が付かないといった可能性もあるでしょう。
集中できるというメリットはあるものの、デメリットも非常に大きいのがワイヤレスイヤホンなのです。
オープンイヤー型イヤホンやオーディオグラスという選択肢
ここ1~2年で大きな注目を集めるようになったオーディオ機器が、「オープンイヤー型イヤホンやオーディオグラス」です。
これらの機器は、「音楽やBGMオ楽しみながらも周囲の音を認識することができる」といった特徴を持っています。
前述したワイヤレスイヤホンのデメリットを完全に解決できるのです。
音質に関しては、まだまだ改善の余地がありますが、現時点でも十分に音楽を楽しめるレベルですし、余程音質にこだわっている人以外はそれほど気になることはないでしょう。
大きな音量でなく常識的な音量で音楽やBGMをかけていれば、周囲の人に迷惑がかかることもありません。
それでは、それぞれの特徴を挙げていきましょう。
オープンイヤー型イヤホンの特徴
オープンイヤー型イヤホンは、耳の穴には多少スピーカー部分が被るものの、隙間が空いているため周囲の音を聞き取ることができます。
周囲の音が聞こえる安心感が得られるだけでなく、耳の中が蒸れることもないので、外耳炎にかかるリスクも軽減できます。
空気の振動を利用したイヤホンの他にも、骨伝導で音を認識するイヤホンもあります。
オーディオグラスの特徴
オーディオグラスは、メガネ型のウェアラブルデバイスで、見た目はメガネそのものです。
メガネのツル(耳にかける部分)に小型のスピーカーが搭載されていて、音楽などを聴くことができます。
近年では非常に軽量化されたオーディオグラスが発売されているので、パッと見では一般的なメガネと変わりません。
1年ほど前の型では、バッテリーの持ちが悪く丸1日使うことができませんでしたが、最近では10時間以上連続して使用できるタイプが発売されてきているため、日中音楽を聴き続けることも可能となってきているのです
まとめ
今回は、「オープンイヤー型イヤホンやオーディオグラスで音楽を聴くという選択肢」について解説してきました。
音楽を聴く際に有線イヤホンやワイヤレスイヤホンを使用している人は多いかと思いますが、最近では「オープンイヤー型イヤホンやオーディオグラス」で音楽やBGMを楽しむ人が増えてきています。
耳への負担も軽減できますし、周囲の音が遮断されないため、安全面も高くなっています。
興味のある人はぜひ購入してみてはいかがでしょうか?