日本の若きバンドを題材とした物語で最も有名なのは、矢沢あいさん原作の『NANA』の同名映画(2005年公開)ですよね。
主人公の1人を演じた中島美嘉さんは、「大崎ナナ本人」と言っても過言ではないほどで、映画自体も40.3億円の大ヒットとなりました。
しかし、20年後の2025年に『NANA』に負けず劣らずカッコいい日本の若きバンドを題材とした物語がNetflixにて配信されました。
そのドラマこそが今回おすすめする『グラスハート』です。
『グラスハート』とは
『グラスハート』は、1993年に集英社の「コバルト」という雑誌にて読み切り掲載された『グラスハート a piece of introduction』、そしてのちにシリーズ化され『グラスハート』としてライトノベルの単行本が刊行されました。
Netflixで公開されたドラマはこのライトノベルをドラマ化した作品となります。
学生バンドをクビになった(女性だからという理由で)ドラマーの西条朱音が音楽業界で「天才」と称される藤谷直季と出会い、「TENBLANK」というバンドに参加することになるのですが、メンバー内の価値観や思惑、葛藤などが入り混じり様々な問題に直面し乗り越えていく物語になっています。
ヒロインの西条朱音役には、オーディションで大抜擢された宮﨑優を起用。

天才アーティストでありTENBLANKのメンバーである藤谷直季役には佐藤健、同じくTENBLANKのメンバーである坂本一至役には志尊淳、高岡尚役には町田啓太が起用されました。
さらにTENBLANKのライバルバンドであるOVER CHROMEのボーカル真崎桐哉役に菅田将暉、藤谷をライバル視するプロデューサー井鷺一大役に藤木直人など、日本を代表する俳優たちがこの作品に参加しています。
『グラスハート』の魅力
それでは、ここからはNetflixドラマ『グラスハート』の魅力をいくつか挙げていきましょう。
魅力①演奏・歌唱シーンのカッコよさ
このNetflixドラマ『グラスハート』は本気度の高い作品であり、実に8か月もの長期撮影期間が設けられました。
5000人規模のエキストラを使用したり、12台ものカメラを導入したりなど、その映像クオリティは非常に高いものとなっています。
そして演奏、歌唱シーンも吹替なしで実際に行われており、それゆえに「生感」が映像に反映されているわけです。
すべての演者が長期間の楽器演奏の練習をこなしていて、プロさながらの手さばきを披露しています。
菅田将暉さんや佐藤健さん、志尊淳さんといった日本を代表するイケメン若手俳優たちの演奏シーン、歌唱シーンはとにかくカッコよく、観る者を魅了してしまうのです。



魅力②「私を見つけてくれた王子様」設定
日本の若きバンドの成長が描かれている今作ですが、ヒロインの西条朱音のシンデレラストーリーという魅力も併せ持っています。
抜群のドラムテクニックを持つ西条朱音ですが、元々所属していたバンドをクビになるなど物語序盤では決して順風満帆な音楽人生を歩んでいるわけではありません。
そんな状態から天才音楽家である(才能だけでなく若くカッコいい外見、ミステリアスな雰囲気)主人公にその才能を買われ、TENBLANKのドラマーとして注目を浴びていきます。
藤谷との恋の行方はもちろん、ドラマーとしても大きな存在になっていくその姿は、まさにシンデレラストーリーであるといえるでしょう。
特に10代、20代の女性に刺さる大きな魅力的要素だといえるのではないでしょうか。



魅力③繊細な心を持った登場人物たち
この作品の題名となっている「グラスハート」は、「登場人物の多くが壊れそうになる心を持っている」という特徴を持っています。
主人公の藤谷直季は天才であるがゆえに周囲にいる凡人たちの人生を狂わせてしまい、ヒロインの西条朱音は自身が鳴らすドラムの音が個性的過ぎバンドとして一体化できない。
バンドメンバーである坂本一至は確かな実力者だが周囲との音楽ビジョンの違いに苦悩し、高岡尚は坂本とは真逆で周囲に合わせすぎるがゆえに実力を完全に発揮できずにいる。
登場人物それぞれに「弱さ(繊細な心)」があり、悩み、葛藤、努力といった具合にもがいていく姿は、観る者の多くが共感するわけです。
くさいセリフやシーンがあるため50代以上の人には刺さらる可能性が低いですが、若者には刺さりやすい作品だといえるでしょう。
まとめ
今回は、佐藤健や菅田将暉など豪華キャスト勢揃い「グラスハート」の魅力について解説してきました。
日本には「音楽」を題材にした映画やドラマがいくつもありますが、この『グラスハート』は間違いなく『NANA』のように多くの若者に刺さる作品だといえるでしょう。
まだ見たことがないという方は、ぜひNetflixで視聴してみましょう。









