日本には多くの男性人気アーティストが存在しますが、特に30代前半のボーカリストには魅力的な歌い手が多い印象があります。
彼らは20代のうちから才能を開花させながら、30歳を超えてさらにその実力と魅力に磨きをかけています。
この記事では、そんな「実力派で魅力的な歌声を持つ30代前半男性ボーカリスト」について解説していきたいと思います。
実力派で魅力的な歌声を持つ30代前半男性ボーカリスト
男性ボーカリストといえば、スピッツの草野マサムネ、B’zの稲葉浩志、ミスチルの桜井和寿といったような50代以上のボーカリストを思い浮かべる人も多いかと思いますが、35歳以下の魅力的な男性ボーカリストもたくさんいます。
具体的に特に評価の高いボーカリストを挙げていきましょう。
Taka（ONE OK ROCK）35歳
『Wherever you are』や『完全感覚Dreamer』などヒット曲も多いONE OK ROCK（通称ワンオク）は、日本のみならずヨーロッパやアメリカ、アジアでも積極的にライブを行っています。
日本を代表するロックバンドである彼らのボーカルを務めるTakaは、その歌唱力や表現力、そして英語の発音なども評価が高いボーカリストです。
Takaの音域が非常に幅広く、女性ボーカルくらいの高いキーも難なく出せます。
高いキーを出してもか細くならないため、聴いている方は聴き苦しくならないのです。
リズム感も抜群で、英語の発音も良いため、英語曲ではまるで外国人が歌っているかのように聴こえるほどです。
日本で行われる夏の音楽フェスなどでその生歌を一度でも聴けば、その圧倒的な実力がわかることでしょう。
井口理（King Gnu）29歳
『白日』や『三文小説』、『どろん』、『カメレオン』など数多くのヒット曲を世に送り出しているKing Gnuのボーカルである井口理も、日本屈指のボーカリストであるといえるでしょう。
現時点（2023年9月）ではまだ30代ではありませんが、10月5日に30歳になることからここで取り上げました。
東京藝術大学声楽科出身なだけあり、3オクターブの音域を出せます。
また、ファルセットを多用する歌い手でもあって、その綺麗さは外見とかなりギャップがあります。
表現力やテクニックもハイレベルなため、30代前半の男性ボーカルとしては5本の指に入る実力者だといえるでしょう。
藤原聡（Official髭男dism）32歳
『Pretender』や『I Love…』、『Subtitle』、『Laughter』など数多くのヒット曲を世に送り出しているOfficial髭男dism（通称ヒゲダン）のボーカルを務めている藤原聡は、いま最も評価の高いボーカリストであるといえるでしょう。
ミスチルの桜井和寿をはじめ様々なアーティストが一目置いているその実力は、まさに唯一無二のレベルです。
女性でも苦しくなるような高いキーを難なく歌えて、さらに声が細くならず高いキーに聴こえない（実際にはありえないほど高い）ため、カラオケで歌って撃沈する男性が多発しています。
上手い、キーが高いだけでなく、リズム感や綺麗なファルセットという部分も素晴らしく、表現力も高い点も魅力の1つです。
ただし、声帯ポリープが見つかったことで手術を行い、2023年は休んでいる期間が長くなっています。
秋以降の本格的に復帰することが予想されているため、再びその圧倒的な美声を我々に聴かせてくれることでしょう。
作詞作曲の才能も並外れているため、今後の日本音楽シーンをリードしていく存在であるといえるでしょう。
花村想太（Da-iCE）33歳
『CITRUS』や『スターマイン』、『ダンデライオン』といったヒット曲を世に送り出しているDa-iCEの花村想太も、その圧倒的なボーカル力が広く知られています。
一緒にツインボーカルを務めている大野雄大も実力のある素晴らしいボーカリストですが、より華のあるボーカリストとしては、花村想太が挙げられます。
声量があるためミュージカル俳優としても活躍しています。
音域の広さは男性ボーカリストではトップクラスとなる4オクターブで、男性としてはありえないほどの高いキーが出せます。
透明感のある歌声も出せますが、がなりを多用するためギャップが出せるという特徴があります。
知名度としては前述した3人よりは劣りますが、肩を並べるほどの歌唱力と表現力を持っているといえるでしょう。
また、ボーカルだけでなくダンスも上手く、難易度が高くキーも高い楽曲を踊りながら歌っているため、そのパフォーマーとしてのレベルは圧倒的です。
まとめ
今回は、「実力派で魅力的な歌声を持つ30代前半男性ボーカリスト」について解説してきました。
人気男性ボーカリストは多いですが、ここで挙げた4人のボーカリストは魅力はもちろん歌唱力や表現力といった点でもトップクラスの実力を持っています。
ぜひ一度ライブなどで生の歌声を聴いてみてはいかがでしょうか？
