乃木坂46の新曲『Monopoly』のMVが伸びていない理由と2024年以降の選抜への課題

MV

日本で最も人気のある女性アイドルグループの1つである乃木坂46ですが、12月6日に発売となる新曲『Monopoly』のMVが11月22日に公開されたものの伸び悩んでいます。

公開後1種間で148万回は他のアイドルからすると凄まじい数字ですが、乃木坂にとってはかなり低い再生回数だといえます。

遠藤さくらと賀喜遥香というグループトップクラスの人気メンバーをWセンターとして起用したにもかかわらずいったいなぜこれほどMVが不評となっているのでしょうか?

この記事では、そんな「乃木坂46の新曲『Monopoly』のMVが伸びていない理由と2024年以降の選抜への課題」について解説していきたいと思います。

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目次

前作『おひとりさま天国』と比べても大幅に再生回数が低い

乃木坂46の新曲MVは、20thシングル以降は初日70万回~120万回程度再生されることが当然となっていました。

70万回を割ったのは32thシングルの『人は夢を二度見る』(約50万回)くらいで、あとの楽曲はすべて70万回オーバーとなっています。

しかし、今回の新曲『Monopoly』は初日再生回数約67万回と70万回を下回っていて、2日目以降の再生回数もあまり伸びていないのです。

「乃木坂46の人気が落ちてきているのでは?」といった意見もありますが、人気自体は三期生、四期生の人気メンバーが卒業せず五期生が躍進していることもあり逆に上昇している状況です。

それにもかかわらずMVの再生回数が伸びないため、楽曲やMV自体への批判が増えているのです。

理由①楽曲自体のインパクトがない

『Monopoly』を聴いてみると、「サビのインパクトがいまいちだな」といった印象を受けます。

何度か聴いてみないとサビのメロディが覚えられないほどです。

前作『おひとりさま天国』も、各メンバーをMVでピックアップするスタイルが受けて再生回数は伸びましたが、楽曲自体の魅力は過去のヒット曲と比べると低かったといえます。

ここ1~2年は楽曲に恵まれていない傾向がありますが、特に今作の『Monopoly』は楽曲の魅力が低いと感じてしまいます。

もう少しインパクトのあるサビであったならば、MVの再生回数の伸びも良かったはずです。

理由②3列目の人気メンバーがほぼ映っていない

MVの見せ方としては、大まかに2種類あります。

「各メンバーをバランス良く見せるMV」と「フロントメンバー(特にセンター)を全面に押し出すMV」です。

今作は完全に後者の撮り方をしているMVとなっています。

しかし、この手法が人気メンバーが増えた現在の乃木坂にまったく合っておらず、批判が殺到する事態となっているのです。

3列目は以下のメンバーとなっています。

冨里奈央、向井葉月、柴田柚菜、菅原咲月、筒井あやめ、一ノ瀬美空、弓木奈於、黒見明香、五百城茉央

選抜常連の筒井あやめや五期生の人気メンバーである一ノ瀬美空や五百城茉央、菅原咲月、冨里奈央などが配置されているのですが、個別ショットもほとんどなく匹のショットも数えるほどしかないのです。

その分フロントメンバーは多く登場しますが、2列目に関してもそこまで多いわけではなく、フロントと引きのダンスシーンばかりとなっています。

2024年以降は個別カット多めのMVが必須

乃木坂46の今後の課題は、間違いなく「人気メンバーの数が増えたことによる見せ方の工夫」でしょう。

『Monopoly』でWセンターを務めた遠藤さくらや賀喜遥香はもちろん、久保史織里や山下美月、梅澤美波、与田祐希、田村真佑、筒井あやめ、岩本蓮加といった選抜常連メンバーに躍進中の五期生も主力に成長しています。

前作『おひとりさま天国』でセンターを務めた井上和を筆頭に、五百城茉央、池田瑛紗、一ノ瀬美空、川﨑桜、菅原咲月,冨里奈央の7人は選抜常連になるはずです。

特に井上と五百城茉央、池田瑛紗の3名は今後フロントに場適される可能性が高いほどのポテンシャルがあります。

メンバー間の格差がそれほどなく、選抜に選ばれる各メンバーが高い人気を誇っている現在の乃木坂の場合は、いかに選抜メンバー全員をピックアップして映せるかが重要であるといえるでしょう。

魅力ある楽曲と巡り合うこととメンバー全員の個別カットを使ったバランスの良いMVが課題であり、グループの人気を維持している唯一の方法だといえるでしょう。

まとめ

今回は、「乃木坂46の新曲『Monopoly』のMVが伸びていない理由と2024年以降の選抜への課題」について解説してきました。

12月6日発売の34thシングル『Monopoly』は残念ながら先行公開されたMVで不評を買ってしまいました。

楽曲の魅力もさほどないことから、あまりヒットせずに終わる可能性が高いといえるでしょう。

ただし、乃木坂のグループとしての魅力は逆に上がってきているといえるので、2024年以降は楽曲の良さとMVの見せ方を間違わなければ再び注目されるはずです。

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