令和を代表するアーティストである「official髭男dism(通称ヒゲダン)」ですが、これまでに多くのヒット曲を世に送り出していますよね。
『ミックスナッツ』や『Pretender』、『Subtitle』『I LOVE…』『115万キロのフィルム』『宿命』など、挙げればキリがないほどのヒット曲を持っています。
ヒゲダンで特に評価が高いのは、やはりボーカルを勤める藤原聡さんのボーカルですよね。
歌唱力の高さだけでなく、一般の男性では出せないような高音キーを簡単に出してしまうモンスターでもあります。
この記事では、そんな「ヒゲダン藤原聡の歌唱力の凄さと魅力」について解説していきたいと思います。
世代問わず大人気のヒゲダン
ヒゲダンは、「令和のミスチル」といえるほど日本の音楽界ではすでにトップの人気と実力を誇る存在となっています。
人気でいえば、米津玄師やAdo、YOASOBIらと並ぶほどです。
近年では、ストリーミング再生回数と共に「YouTubeのMV再生回数」が大きな指標になっていますよね。
「1000万回」を超えればヒット、「5000万回」を超えれば大ヒット、「1億回を超えれば大ヒット」といったイメージがあります。
そんな中、ヒゲダンはいくつものメガヒットを生み出しています。
・『Pretender』4.7億回再生
・『I LOVE…』1.8億回再生
・『イエスタデイ』1.7億回再生
・『宿命』1.4億回再生
・『ノーダウト』1.4億回再生
・『Cry Baby』1.3億回再生
・『Subtitle』1億回再生
・『ミックスナッツ』1億回再生
このように、2023年9月4日現在8本もの1億回再生以上のMVがあるのです。
キャッチャーなメロディや魅力的な歌詞、そして圧倒的な歌唱力で我々を楽しませ続けてくれています。
ボーカルの藤原聡さんが2023年3月に声帯ポリープを発症したことで、現在は活動をセーブ気味となっていますが、復帰後もまだまだ日本音楽界のトップアーティストとして活躍していくはずです。
ボーカル藤原聡の歌唱力の凄さと魅力
それでは、ここからはヒゲダンのボーカルを務めている藤原聡さんについて解説していきましょう。
日本を代表するボーカリストと言っても過言ではありませんが、具体的にどのような点が優れているのでしょうか?
①キーの高さ
ピアノやドラムの腕を持ち、ヒゲダンの多くの楽曲で作詞作曲を担っている藤原聡さんは、その歌唱力の評価も非常に高いボーカリストです。
1つ目の魅力は、「キーの高さ」です。
キーの高さは、現代の日本のミュージックシーンではスタンダードなポイントとなっていますよね。
平成之ヒット曲の中にもキーの高い楽曲は多かったですが、令和ではさらにその得cy等が色濃くなっています。
藤原聡さんは、そんな時代のアーティストの中でも特にキーが高いことで有名です。
一般的な男性の多くは地声最高音がG#4程度ですが、藤原さんは地声最高音がおそらくC5~D5程度です。
これはまさに圧倒的であり、とても一般人が原曲キーで歌える高さではありません。
プロのボーカリストたちと比べても、かなり高い部類に入ります。
一般人の男性よりも喉仏が小さい空ではないかと推測できます。
その割に意外と低音も出せるので、音域の広い表現豊かな楽曲が歌えているのです。
②ファルセットへの切り替えの上手さ
藤原さんは楽曲中にファルセット(裏声)を多く使うボーカリストでもあります。
普通は高音とファルセットへの切り替えはわかりやすいのですが、藤原さんの場合はファルセットへの切り替えが非常に上手いので、聴いていて気持ち良くなるわけです。
③リズム感
ヒゲダンには多くのミディアムテンポやバラードといったゆったりとした楽曲がありますが、テンポの速い楽曲も意外と多かったりします。
そうしたハイテンポな楽曲さえもヒットさせてしまう要因の1つとなっているのが、「藤原さんのリズム感の良さ」なのです。
これは藤原さんがドラムの経験があるからであるといえます。
④高音でも声が細くならない
ヒゲダンの楽曲を聴くと、そこまでキーが高いように聴こえないという人が多いのですが、前述したように実際には非常にキーが高いです。
なぜキーが高いように聴こえないのかというと、「ミックスボイスの音域が広いから」です。
そのため、高音であってもしっかりとした声量で発声することができ、「高いキーなのにしっかりと声が出ている」という印象を与えることができるのです。
元々ハスキーな声質であるということも影響しているのかもしれません。
まとめ
今回は、「ヒゲダン藤原聡の歌唱力の凄さと魅力」について解説してきました。
ヒゲダンの藤原聡さんは、音程の正確さだけでなくボーカリストとして様々な魅力を持っています。
声帯ポリープの手術を行い療養中の藤原さんですが、近々復帰する物と思われます。
声質にどのような変化があるのかは気になるところですが、2023年年末や2024年初めころには新曲も発表してくれるかもしれませんね。